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| 刻色館ってなに? |
はじめてこのページ訪れた人は皆そう思うことであろう。 率直にかつ、簡潔に説明すると刻色館とはわが家の名称のことである。 僕たちは、杉並区のとある一軒家に友達同士で共同生活を送っており、便宜上この家を「刻色館」と読んでいる。 当初は名前など付けていなかったのだが、友人達が勝手な名前をいくつもつけて混乱をきたしたので、そのような名前をつけた。 ゴツイ名前だが、右よりの団体という訳ではない(笑) さて共同生活というと外国ではよくある話で、日本でもドラマや小説の影響でここ数年増えてきている。 がしかし、刻色館はそんじょそこらの共同生活とはわけが違う。なんせ住人6名という大所帯なのである。 最初にいっておくが、僕たちは高校時代からの友人であり、なんら宗教的、思想的に統一された集団ではない。 むしろその逆で趣味嗜好や、考え方、職業もみなバラバラで、共通点をみつけるのは非常に難しい。 ふつーの、そして社会一般の生活をしている皆様には、僕らの生活は理解しがたいと思われるが、 もし興味がある方は、是非こちらの本を読んでほしい。 「哀愁の町に霧が降るのだ。椎名誠・著」新潮文庫 この本は椎名誠さんが昔、友達と共同生活をしていたころの話なのだが、僕らの生活もこんなものだ。
わが家の住人達は、まったくといって共通点がない。 職業も、アシスタントディレクタ、ホテルマン、劇団員(兼、塾講師)、システムエンジニア、会計士(米国公認)、グラフィックスデザイナなど 笑ってしまうぐらいジャンルが違う。 また性別は、男5の女1である。 唯一の女性である「いたっち」は、刻色館「家政婦的ルームメイトプロジェクト」によってインターネットからルームメイトを募集し、 わが家の一員となった。 ちなみに年齢は全員が1975年生まれである。
家は賃貸物件の一軒家に住んでいる。 また、この家がヘンテコで、玄関までに人の家の敷地を通らねばならなく、しかも家の壁がとなりのバー、寿司屋と同化している。 したがって夜になると隣のバーのカラオケが筒抜けであり、このバーの人気曲が「スバル」であることも手にとるようにわかるのである。 さらには、「立ち入ってはいけない」と不動産から言われた”開かずの3階物置”の存在も見逃せない。 この物置に介してはおいおい、別のページ紹介しようと思う。
僕らが共同生活を始めてはや二年間が経とうとしている。 この一軒家の賃貸契約がちょうど二年ということもあり、刻色館としての節目でもある 年である。 ごりは、この節目に先立って都内近郊に部屋を借り、一人暮らしを再開することに決め た。一人暮しが逆に新鮮だと、新生活の期待に胸を膨らませている。 刻色館名物「ごりの寝言」が聞けなくなるのはとても残念なことである。 なりたは来年から英語圏で生活すると宣言し、海外脱出へ向けて張り切っているが、 society(社会)という英単語を、スコッティーと発音しティッシュのことだと思っていた学生時代 から語学力がまったく進歩していないため、住人達から「本当に行けるのか?」と心配されて いるとか、されていないとか。 みずき、みやざき、ひいは契約を更新し、引き続き刻色館に住む予定。 共同生活の熟練者である彼らが居れば刻色館継続も安泰である。 最近仕事が忙しく、日々の激務に追われているいたっちは今後もシェアを継続しよ うか思案しているようだ。 このように住人達の思惑が交差する中、2002年、刻色館の新たなるステージが始まる。 |
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