二畳城はこんなところ

 今回は小生の根城である「二畳城」に少し触れようと思う。
二畳城というのは、刻色館二階にある二畳の和室のことである。
半年ほど前までは、誰も使用していない物置となっていたのだが、 ごりの入居に伴って小生の机、本棚、コンピュータ、ディスプレイなど 小生が生きていく上でもっとも必要な品々が二畳城へ移動した。

 まず困ったのが、コンセントがない ということだ。
この二畳城にはコンセントというものがないのだ。
まったく、この家を建てた奴はなにを考えているのだ。
コンセントがない癖に天井からは裸電球がぶら下がっている。
この電球。電力はどこから供給しているかというと電気コードが直接天井から生えてやがる。 しかも裸電球のスイッチを入れると一応は灯りがつくのだが、すぐに焼け焦げだ匂いがあたりをただよう。
よく見るとコードの部分がぼろぼろに擦り切れているのだ。
危険すぎる。この灯りはもう二度と使えん。

 二畳城には窓がついているのだ。
生意気にも雨戸付きである。
そしてその窓を開けるといきなりブロック塀が立ちはだかっているのだ。 隣の家の。
ブロック塀以外なにも見えん
我が家と隣の家の塀との間は10センチといったところだろうか。
そして次の瞬間にとてつもなくシュールな発見をした。
「雨戸が意味ねぇ」
はっきりと今ここで宣言しよう。
この全面ブロック塀で覆われた二畳城の窓。
どんな台風の日でも雨が吹き込んでくる気がしない。
もしかしたら風すら吹き込まない可能性がある。
窓を空けてブロック塀を眺めていると、とてもこの塀が隣の家のものとは思えなくなってくる。 そう、まるでこの部屋の壁にみえてくるのだ。
ポスターなどを張ってもまったく違和感はないだろう。
 考えるにこの家を建てた最初のころ、隣の家はなかったのだろう。
そのころココに住んでいた人は二畳城の窓から何が見えたのだろう?
今となっては窓としての機能のほとんどを失ったこの窓から・・・・


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Last update : 2002/5/3 update by Hiee