ウミホタルのカーニバル

友人と二人で夜の桟橋を訪れた
男二人でラーメンを食べた後、手持ち無沙汰の果てに僕が提案した
軽率で無神経な夏の人々、古い友人はとても優しい
桟橋は汐でぬれていて僕たちは腰をおろすことが出来なかった
遠くに見える砂浜、花火を楽しむ若い男女
海の上では終始沈黙が保たれている
いつのまにか近づくうねりとの距離、僕は何かを見つけた
暗闇に浮かぶ微かな光、ひとつ見つけては指を指す
目を凝らすとその光は辺りをつつんでいる
光っては消える水中の微生物
波のリズムが桟橋を揺する
僕たちは呆然と見とれていた



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Last update : 2002/5/3 update by Hiee