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なりた
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mltermを使う
mltermとは?
アンチエリアシングやホイールマウスといった機能に対応した端末エミュレータ。
今回はアンチエリアシングと背景透過機能を利用するつもりなので、以下のソフトウエアがあらかじめ必要となる。
・XFree86 4.0.2 以上
・freetype 2.0.2 以上
・imlib (1.9.x ?)
アンチエリアシングが有効になった端末
(背景透過機能はオフの状態)
目次
・ソースの取得とコンパイル
ソースの取得からコンパイルまで
・環境設定
mltermの環境設定
・フォントの設定
フォントに関する設定
・色の設定
色に関する設定
・最後に
ある種の言い訳
sourceforgeにプロジェクトが立ち上がっているので、
そこから最新ソースを取得する。(今回はversion 2.5.0を使用)
アーカイブを適当にディレクトリに展開し、まずはconfigure
今回のconfigureオプションは以下のようにした。
--enable-imlib
背景透過機能のためにimlibを使用する。
--enable-anti-alias
アンチエリアシング機能を有効にする。
このオプションでconfigureを実行。
$ ./configure --enable-imlib --enable-anti-alias
続いてmakeとインストール。
$ make
$ make install
$HOMEディレクトリに、.mlterm というディレクトリを作成し、その中にmainというファイルを作成する。
これがmltermの環境設定ファイルになる。
README.jaを読みながら設定ファイルを作成してみた。
"--------------------
" ターミナル関連
"
" ログインシェルを使うかどうか?
use_login_sell=false
" 端末タイプ
termtype=kterm
" 起動時に立上げるptyウインドウの数
ptys=1
"--------------------
" エンコーディング関連
"
" エンコーディングの指定
ENCODING=auto
" BiDiレンダリングを行う
use_bidi=false
" 結合文字列を処理する
use_combining=true
" 結合文字列を動的に合成する
use_dynamic_comb=true
" Big5 CTEXT のバグ (XFree86 4.1.0 以前) に対応する
big5_buggy=false
" copy and pasteで受け取ったXCOMPOUND TEXTを一度UNICODEを経由してから、端末エンコーディングに変換する
copy_paste_via_ucs=false
"--------------------
" フォント関連
"
" デフォルトフォントサイズ
fontsize=16
" 変更可能なフォントサイズの範囲
font_size_range=6-30
" larger,smaller ボタンでのフォントサイズの変化量
step_in_changing_font_size=1
" 可変長コラム幅を使用する
use_variable_column_width=false
" アンチエリアシングフォントを使用する
use_anti_alias=true
" アンチエイリアス(Xft)時、JISX0208 の Unicode 変換に CP932 の変換テーブルを使う
use_cp932_ucs_for_xft=true
" UNICODE を適当な文字集合にmapして、UNICODE フォントを使わずに表示する
not_use_unicode_font=false
" すべての文字を UNICODE フォントだけを使って表示する
only_use_unicode_font=false
" US_ASCII の表示には、必ず ISO8859-1 フォントを使用する
iso88591_font_for_usascii=false
" DEC_SPECIAL フォントの罫線文字のグリフを動的に合成
compose_dec_special_font=false
"--------------------
" 装飾関連
"
" 背景透過をする
use_transbg=false
" スクロールバーをつける
use_scrollbar=true
" スクロールバーのつけ方
scrollbar_mode=right
" 使いたいスクロールバーの名前
" (*simple* / sample / sample2 / next / motif / athena / mozmodern)
scrollbar_view_name=simple
" 端末画面の前景色
fg_color=white
" 端末画面の背景色
bg_color=#000011
" スクロールバーの前景色
sb_fg_color=white
" スクロールバーの背景色
sb_bg_color=black
" 紙にする画像ファイルのパス
"wall_picture
"Focus から外れたときの前景/背景色の Fade 率(百分率)
"fade_ratio=90
" 背景画像(透過処理含む)の輝度調整(百分率)
"brightness=80
"--------------------
" その他
"
" XIMを使う
use_xim=true
" 起動時にXIMを開く
xim_open_in_startup=true
" タブ幅
tabsize=4
" ログの行数
logsize=500
" 単語の区切文字を指定
word_separators=*",.:+/@
" Metaキーを押下した時の挙動
mod_meta_mode=none
" BEL(0x7)を受け取った時の挙動
bel_mode=none
" daemon processとなるかどうか
daemon_mode=none
mltermでは$HOME/.mltermディレクトリの中にフォント種類毎の設定ファイルを置くことができる。
各種設定ファイルとその意味は以下の通りになる。
font
通常のフォント設定用。main設定ファイルにて use_anti_alias=false とした場合に使用される。
またtrueとした場合でもkinput2の入力中文字列にこのフォントが適用される。
aafont
main設定ファイルで use_anti_alias=trueとし、かつ、use_variable_column_width=falseとした場合に
使用されるフォント。アンチエイリアスフォントでかつ等幅フォントという意味である。
vaafont
main設定ファイルで use_anti_alias=trueとし、かつ、use_variable_column_width=trueとした場合に
使用されるフォント。アンチエイリアスでかつ可変長コラム幅使用フォントという意味である。
今回は等幅アンチエイリアスフォントを使うことにするのでaafontとfontファイルを設定する。
英語、日本語以外をコンソールで扱う予定もないので、最小限必要なエンコーディングのみを設定する。
- aafont ファイル -
ISO8859_1=ms gothic-iso8859-1:100;
ISO8859_1_BOLD=ms gothic-iso8859-1:100;
JISX0201_ROMAN=ms gothic-iso10646-1:100;
JISX0201_ROMAN_BOLD=ms gothic-iso10646-1:100;
JISX0201_KATA=ms gothic-iso10646-1:100;
JISX0201_KATA_BOLD=ms gothic-iso10646-1:100;
JISX0208_1983=ms gothic-iso10646-1:100;
JISX0208_1983_BOLD=ms gothic-iso10646-1:100;
- font ファイル -
ISO8859_1=14,-ricoh-ms gothic-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-iso8859-1
ISO8859_1_BOLD=14,-ricoh-ms gothic-bold-r-*-*-14-*-*-*-*-*-iso8859-1
JISX0201_ROMAN=14,-ricoh-ms gothic-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0
JISX0201_ROMAN_BOLD=14,-ricoh-ms gothic-bold-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0
JISX0201_KATA=14,-ricoh-ms gothic-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0
JISX0201_KATA_BOLD=14,-ricoh-ms gothic-bold-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0
JISX0208_1983=14,-ricoh-ms gothic-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0
JISX0208_1983_BOLD=14,-ricoh-ms gothic-bold-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0
JISX0208_1990=14,-ricoh-ms gothic-medium-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0208.1990-0
JISX0208_1990_BOLD=14,-ricoh-ms gothic-bold-r-*-*-14-*-*-*-*-*-jisx0208.1990-0
とここまでフォントの設定を書いたが、なんとWindowsを正規に購入しているとしても、
Windowsに含まれているフォントをLinux上で使用することはライセンス的にグレーらしい。
個人的にms gothicが好みなのだが。。。
しかしながら比較的 ms gothicに近いアウトラインをもつ東風ゴシック
というフリーのTTフォントが存在するのでそちらを使うことでラインセンスの問題はクリアになる。
作者の古川さんに感謝しつつ、このフォントを使うことにする。
$HOME/.mltermディレクトリの中にcolorというファイルを作成する。
このファイルにmltermが使用するカラー名称と実際の色の定義を設定する。
デフォルトの色は少しキツイので、見やすくなるように少し変更を入れてみた。
- color ファイル -
blue=#6699ff
hl_blue=#6699ff
green=#66ff66
hl_green=#66ff66
red=#ff6666
hl_red=#ff6666
yellow=#ffd314
hl_yellow=#ffd314
magenta=#9b4fff
hl_magenta=#9b4fff
以上で設定は終りである。
アンチエリアシングによる美しい文字は、shellの操作よりもvimを使用した文書作成やw3mを使用した
WEBブラウジング時に威力を発揮すると思う。
まあ字が綺麗だと作業もしやすいであろうという気分の問題である。
この資料はREADMEやWEBの情報源を元に試行錯誤した結果であり、正しくない記述が含まれているかもしれない。
新しい情報を仕入れたり、間違いが分かった時点で逐次更新していくつもりである。
またX、xftレベルでのフォント設定といった前提条件については説明していないので他人様にとっては役に立たない資料だと思う。
個人的な設定ファイルの覚え書きということでカンベンして頂きたい。
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